AWSとは?AWSを利用して実現できることを解説

AWSとは

AWSとは、Amazon Web Servicesの略称で、アマゾンが提供するクラウドコンピューティングサービスです。クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じてサーバーやストレージ、データベースなどのITリソースを利用することを指します。AWSでは、世界中にあるデータセンターから、200以上のサービスを提供しています。

従来の物理サーバーとの違い

従来の物理サーバーとは、自社やレンタル会社の施設に設置されたコンピューターのことです。物理サーバーを利用する場合、必要な分だけ購入やレンタルし、設置や運用、保守などの管理を行う必要があります。これには、高い初期費用や人件費、時間がかかります。また、需要が増減する場合、サーバーの増減やスペックの変更にも対応しなければなりません。

AWSでは、物理サーバーを利用する代わりに、インターネット経由で必要な分だけITリソースを利用できます。これにより、以下のようなメリットがあります。

  • 初期費用や人件費がかからない
  • 利用した分だけ料金が発生する
  • 需要に応じて柔軟にスケールアップやスケールダウンできる
  • セキュリティや可用性が高い
  • 最新の技術や機能が利用できる

AWSを利用してできること

AWSでは、様々な目的やニーズに応じて、多種多様なサービスを利用できます。ここでは、大きく分けてサービス系とプラットフォーム系の2つのカテゴリーに分けて紹介します。

サービス系

サービス系とは、基本的なITリソースを提供するサービスです。例えば、以下のようなものがあります。

サーバー環境構築

AWSでは、仮想サーバーを提供するEC2(Elastic Compute Cloud)やコンテナを提供するECS(Elastic Container Service)やEKS(Elastic Kubernetes Service)などのサービスを利用して、自由にサーバー環境を構築できます。また、サーバーレスコンピューティングを提供するLambda(Lambda)やFargate(Fargate)などのサービスを利用して、コードだけを実行できます。

データ保存

AWSでは、オブジェクトストレージを提供するS3(Simple Storage Service)やブロックストレージを提供するEBS(Elastic Block Store)やEFS(Elastic File System)などのサービスを利用して、様々な形式や規模のデータを保存できます。また、バックアップやアーカイブを提供するGlacier(Glacier)やStorage Gateway(Storage Gateway)などのサービスもあります。

コンテンツ配信

AWSでは、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)を提供するCloudFront(CloudFront)やメディアストリーミングを提供するKinesis Video Streams(Kinesis Video Streams)などのサービスを利用して、高速かつ安定的にコンテンツを配信できます。

データベース利用

AWSでは、リレーショナルデータベースを提供するRDS(Relational Database Service)やNoSQLデータベースを提供するDynamoDB(DynamoDB)などのサービスを利用して、様々な種類や規模のデータベースを利用できます。また、データウェアハウスを提供するRedshift(Redshift)やグラフデータベースを提供するNeptune(Neptune)などのサービスもあります。

専用回線

AWSでは、専用回線を提供するDirect Connect(Direct Connect)やVPN接続を提供するVPN(Virtual Private Network)などのサービスを利用して、自社のネットワークとAWSのネットワークを安全に接続できます。

セキュリティ対策

AWSでは、ファイアウォールやDDoS対策を提供するWAF(Web Application Firewall)やShield(Shield)やFirewall Manager(Firewall Manager)などのサービスを利用して、セキュリティ対策を行えます。また、認証や認可を提供するIAM(Identity and Access Management)やCognito(Cognito)やDirectory Service(Directory Service)などのサービスもあります。

プラットフォーム系

プラットフォーム系とは、高度な機能やソリューションを提供するサービスです。例えば、以下のようなものがあります。

AI活用/データ分析

AWSでは、機械学習や深層学習を提供するSageMaker(SageMaker)やRekognition(Rekognition)やLex(Lex)などのサービスを利用して、AI活用やデータ分析ができます。また、ビッグデータ処理を提供するEMR(Elastic MapReduce)やAthena(Athena)やGlue(Glue)などのサービスもあります。

ワークフロー管理

AWSでは、ワークフロー管理を提供するStep Functions(Step Functions)やSWF(Simple Workflow Service)やAppSync(AppSync)などのサービスを利用して、複雑なビジネスロジックやアプリケーションの実行ができます。

メール/通知

AWSでは、メール送受信を提供するSES(Simple Email Service)や通知送受信を提供するSNS(Simple Notification Service)やSQS(Simple Queue Service)などのサービスを利用して、メールや通知の送受信ができます。

開発

AWSでは、開発環境やツールを提供するCloud9(Cloud9)やCodeCommit(CodeCommit)やCodeDeploy(CodeDeploy)などのサービスを利用して、開発ができます。また、CI/CDパイプラインを提供するCodePipeline(CodePipeline)やCodeBuild(CodeBuild)などのサービスもあります。

まとめ

AWSとは、アマゾンが提供するクラウドコンピューティングサービスで、クラウドコンピューティングサービスの代表格であり、様々なITリソースを低コストで高品質に利用できるというメリットがあります。AWSはビジネスや個人のニーズに応じてカスタマイズできるため、幅広い分野で活用されています。また、200以上のサービスがあり、様々な目的やニーズに応じて利用できます。

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投稿者プロフィール

スータブル・ソリューションズサービス担当者
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【有資格】
■事業免許
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東京都公安委員会 事務機器商営業許可 第306660205689号
東京都 産業廃棄物収集運搬許可 第13-00-119879号
神奈川県 許可番号 01400119879号

■取得認証
情報セキュリティマネジメントシステムISO27001認証(登録番号 JUSE-IR-402)
情報処理支援機関「スマートSMEサポーター」(認定番号 第16号-21100052(18))